Forbidden Love

忘れられない

―……


『ただいま…』




「おかえり、茜!!」




いつも帰ってこない声が
珍しく聞こえた。




『お、お母さん!?いつ帰ってきたの!?

それに仕事は…!?
いつも遅かったし…』



「はいはい、
とりあえず質問は1つにして頂戴。

母さん喋れないじゃないι」




『ハッ、お母さんごめんι』




いつもの連続質問が…ι!




母、莉子(リコ)はフフッと笑い、

コップを持ってキッチンから出てきた。




この香りは……!!




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