[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
なげーよばぁちゃん、
これだけ答えんのに何分
待たせんだっての。



けどまぁ、聞きたかった
答えが聞けたからよしとする。



今まで思いつかなかった
のも盲点だったけど、
それができるなら大丈夫だ。

充分手はあるぜ。



「サンキューばぁちゃん!

そんじゃなっ」



オレは地蔵の頭をポンポンと
叩いて、喜び勇んで座敷を
飛び出した。



急いで自分の部屋に駆け
込み、作戦に使える材料を
探し始める。



決行はあさって。


何がなんでも、あんずは
オレが守らねーと。


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