[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
「なんだよ?
ばぁちゃんに話さねーのか?」
「もういい。
まぁオレも、家訓を聞かずに
好き勝手してるクチだからな。
今回は見過ごしてやる」
「――えっらそーに」
「どこがだ。
監視役を仰せつかってん
だから当然だろ」
そう言って、悟は右の拳で
ポカッとオレの頭を叩いた。
「ってーな!
お前はおとなしく、保健室で
生徒の悩み相談でも受けてろ!」
目くじらを立ててがなる
オレに、悟はうるさそうに
顔をしかめて、
「わめくな。言われなくても、
今回はそうしてやる。
けどな――…」
_
ばぁちゃんに話さねーのか?」
「もういい。
まぁオレも、家訓を聞かずに
好き勝手してるクチだからな。
今回は見過ごしてやる」
「――えっらそーに」
「どこがだ。
監視役を仰せつかってん
だから当然だろ」
そう言って、悟は右の拳で
ポカッとオレの頭を叩いた。
「ってーな!
お前はおとなしく、保健室で
生徒の悩み相談でも受けてろ!」
目くじらを立ててがなる
オレに、悟はうるさそうに
顔をしかめて、
「わめくな。言われなくても、
今回はそうしてやる。
けどな――…」
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