地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】




「ふ……ふふふ……」


「すみません、すみませんっ」



降車口の方へ歩き出すネジの一本外れた美人と、その後ろでペコペコと頭を下げながら歩く地味子。


……気まずい!!ひっじょーぅに気まずい!!


もう、もう、世間様に顔向けできないよぅ……っ!!


半泣きになりながら、私と瑠美は無事にバスを降りる。



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