わたしを変えてくれたあなたへ【未完】
「え…?」
「え…って…え?!!
もしかして聞いてなかったん?」
「7月3日言うって言われたやろ?」
確かに言われた。
確かに言われたけど
考えても考えてもわからんくて…
7月3日、今日を迎えた。
「でも、
たぶんひさは別れれないですよ?」
「なんでなん?」
「優しいから。
でもそれもひさのいいとこやから…。」
無理矢理笑顔を作るわたしを見て、
大輝くんは呆れ顔。
呆れながら、
「ほんまに久志が好きなんやな…」
って。