自閉症児光の夢、それは働く人になりたい
入園式も無事に終わると、光担当の指導員の先生と面談をして、親たちは帰らなければいけない。



15才の光が今日から親元を離れ、ここで寮生活をするのだ。


本当に大丈夫なのだろうか?



私は中々光を置いて帰れないでいると、光が私に向かって言った。


「みんなのお母さんもう帰ったよ。お母さんも帰っていいよ。」


泣きもせず光はバイバイと手を振って、部屋に入って行く。


指導員の青野先生から同室の上級生は、サッカー好きな優しい子なので心配ないと聞いていたが。



もう一度、光に声をかけて帰る事にした。



土日は帰省出来るのだか、最初の二週間は寮に慣れる為に帰省は出来ない。


大丈夫ですか、光。







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