自閉症児光の夢、それは働く人になりたい
光から私が離れちなきゃ駄目だね。


寂しくてたまらない。


年少時にやれたかった事も、年長になると少しつづやれるようになって行く。


でも、年少のもも組から、年長のさくら組に部屋が変わった時、光は上手く移動が出来なかった。


クレヨンなど道具をさくら組へ運んでも、又もも組の部屋に戻してしまう。


どうしたら移動が出来るのだろうか?


担任は変わらず松田先生で、私はほっとした。


先生も子供たちも、光が上手く部屋を変われるように考えてくれていた。


私はクレヨンやスケッチブックに、さくらのシールを貼る事を思いついた。


入園した時、光の下駄箱にお気に入りのシールを貼り、ここが光の下駄箱だと教えると上手く使えたのだ。


子供たちは光と一緒にもも組からクレヨンなどが入った道具箱を、移動させてながら。



【光君も一緒にさくら組へ行くんだよ。】と声をかけてくれた。


ありがとう、みんな。


光は無事年長さんになり、部屋の移動も出来たのです。


みんなと一緒に年長さんになりました。


又、一歩前進です。





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