自閉症児光の夢、それは働く人になりたい

しかし驚いた事に、光がきゅうりを食べたのだ。



生野菜は全く食べれないのに、自分が育てたきゅうりを美味しそうに食べていた。



養護学級では、色んな花や野菜が育てられていて。



国語と算数の勉強も、本当に分かり安く教えてくれるのだ。



この学級を選んで、本当に良かったと思う。



青木先生に出会えた事も運命と言うなら、全て光が引き合わせてくれたものだ。



青木先生は、沢山の愛情で光を導いてくれた。



今の光があるのは、青木先生がいたからだと言える。



言葉の教室の栗田先生、小児精神科医の加藤先生、幼稚園の松田先生。



今も鮮明にあの頃の事を思い出す。



前にも話したが、偶然私が勤めているお店で、先生方にお会いする事があると。



必ず、光君は元気ですか？



どの先生にも聞かれ、はい、元気でいますといつも答えている。