恋の歌
「あ。はい。」





いつも笑顔の末廣先輩。







この人には悩みなんてないんだろなって勝手に思ってしまう私。







二人で街を歩く。






「愛瑠ちゃん、テストどうだった?」


「っ‥すみません、先輩。散々な結果でした‥。」


「っ‥そう。俺の教え方が悪かったね。」






どうして自分を責めるんだろ。






「いえ。私の問題です。」






本当に私の問題。







「そんな落ち込むことないよ。誰にだってミスはあるんだし。」






なんて前向きな人なんだろう。






「あ、そうだ。愛瑠ちゃんにいいもの見せてあげる。」


< 150 / 332 >

この作品をシェア

pagetop