彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜
「俺ね…菜々子を好きになったとき、何で血が繋がってるんだろうって思った」
「………」
「血が繋がってなければこんな苦しい思いもしなかったし、誰の目も気にしないで菜々子に告白も出来たのに…って」
浬世也…
ずっと苦しんでたんだよね…
「でも血が繋がってなかったら出会えてなかったかもしれない…」
うん、そうだね
それは私もそう思う…
「血が繋がってなかったら、浬世也なんて私のこと素通りだったよきっと」
「そんなことねーよ、もし血が繋がってなかったら速攻で押し倒してる」
そう言いながら、あ、結局は押し倒してるな〜って言うから笑った
「俺はどっちにしろ菜々子を好きになってたと思う
元気で…いつでも明るくて、ピョンピョン跳ねるみたいにかわいい女の子にね」
私に向けられた浬世也の笑顔が眩しい