彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜



私は優ちゃんに叩かれた腕を擦りながら



「え〜?わかんない、ギブアップ!」



そう言うと、優ちゃんは何かを見つけて赤くなって俯く


え?

優ちゃん、どうしたの?


めちゃかわいいんですけど…


そんなことを考えてると私の背後から声がかかった



「菜々子〜、お前パン買ったか?」



え?


後ろを振り向くと浬世也が立っていた



「あ…浬世也か、パン?くれるの?」


「まだなんも言ってねーじゃん」


「いーじゃんくれるんでしょ?」


「はいはい」



そして浬世也は私と優ちゃんに一つずつパン差し出すと、じゃあなと言って去って行った



やれやれ、話が中断しちゃったよ!



「優ちゃん、話の続き……」




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