新撰組と少女
3人で土方さんの部屋に来ていた

部屋にはすでに
何人かが来ていた

「おお、やっと来たか
 平助もご苦労様」

「あーい」

さっき、沖田とゆらを
迎えに来た少年が
返事をした。

平助っていうのか
あの少年・・・

「さて、全員揃ったところだし
 話を始めようか」

「今、お前らの後ろに
 総司の隣に座っている奴は
 陰陽師だ」

「「「「「!?!?」」」」」

「陰陽師って・・・」

「鳳上院家なのか?」

「ゆらくん、自己紹介を」

近藤さんに促され
おとなしく従った

「みなさん初めまして
 鳳上院 ゆらと申します」

ゆらはぺこっと頭を下げた。

「鳳上院家・・・」

「大丈夫なのか?」

「ほらほら、みんなも
 自己紹介しなさい」

「俺は2番隊隊長の
 永倉 新八だ(ナガクラ シンパチ)」

「3番隊隊長
 齋藤 一(サイトウ ハジメ)」

「俺は8番隊隊長
 藤堂 平助!(トウドウ ヘイスケ)」

「おれあ10番隊隊長
 原田 左之助だあ!(ハラダ サノスケ)」

「みなさん、よろしくお願いします」

「こいつによると
 未来から来たそうだ。」

「「「「「はあ!?」」」」」

「生まれは幕末だが
 一度未来に行ってしまい、
 また、戻って来たらしい」

「そ、そんなことが・・・」

「信じがたい話だが・・・
 土方さんたちは信じてんだろ?
 その話を。」

< 28 / 74 >

この作品をシェア

pagetop