新撰組と少女
「お、起きたか」

「うわっ!?」

「なんだよ、そんな驚くなよ~」

「寝起きだからしょうがねえよ、新八」

目が覚めたらいきなり永倉さんのドアップが
目の前に現れた

上から永倉さん、私、藤堂さん、原田さんの順。

なんで、3人がここに??

「あの、ご用件は?」

「ん?
 ・・・なんだっけ??」

「おい!!
 しんぱっつあん!!しっかりしろよ!」

「まあまあ、平助落ち着けって。
 
 俺らは、副長が呼んでるから迎えに来ただけ。」

「え、土方さんですか??」

「そう。」

土方さんに呼ばれているとのことで
4人で土方さんの部屋に向かった






「連れてきたぜ。土方さん」

襖を開けると幹部のみなさんが勢ぞろいしていた

「ああ、これで全員そろったな
 では、話の内容に入るぞ。


 さっき、鳳上院が長州浪士に襲われた。」

「「「「!!!」」」」

「長州浪士の名前は神崎 保次郎。
 なんでも、あのお方ってやつに鳳上院を殺すように
 頼まれたらしい。
  

 そして、鳳上院を殺している間に妖怪どもだけで
 良順先生の屋敷に侵入し綴殿を生け捕りにする計画だったらしい」

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