好きだと言えなくて
第六章

亀裂

あれから部屋で
着替えてると裕陽が来た。






「今日はいけるのか?」






昨日のあたしじゃ

その質問には
『無理』っていう
選択肢があったと思う。




でもあたしは強くなった


由梨や恭平から
あたしは勇気をもらった。






「うんっ!大丈夫!」





「うわぁ~・・・復活かよ」
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