電車なんか恐くない



『無理をするのはやめましょうか?』



ママがボクの背中を撫でた。




ボクは



恐怖と不安に押し潰されそうになりながら


力無く頷いた。




電車のホームから



タクシー乗り場に場所を移す。





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