電車なんか恐くない




『ゆっくり休むといいよ。

キミは休みたいんだから。』




見ず知らずの人に言われた言葉が



じんわり体の中に広がっていく。




もう何年も



肩の力を抜いたことなんかない。



それが当たり前で



そうしなきゃいけない環境で




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