やさしい手のひら・前編【完結】
選択
進学するのか就職するのか、決めなければならない季節になっていた

私は保育士になる夢を諦めないことに決め、やるだけのことはやってみたいと思った。私も夢を追い掛けたい。そう思い、そのことを親に言うと、自分の未来は自分で決めなさい、と言われた

決めた以上、最後まで頑張るつもりでいる

ただ、どこの短大に行くか私は悩んでいた。凌は地元の短大を受けることが当たり前だと思っていた

でも私の心は東京の短大ということが大きかった

学校の5時間目、進路調査の用紙を先生からもらい、今週中に提出するように言われた

私は進路調査を見つめ、凌になんて言おうかと悩んでいた

きっと反対されるだろうし、健太の所に行くのか、と言われるだろう。でも私は少しでも健太のいる場所に近づきたいと思っていた。私の地元にも保育科の短大はある。それも3つも・・・

なんていったら言いのだろう・・・

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