いちごケーキ



ひとりで納得してると、翔くんが口を開いた。



「俺の妹の誕生日がもうすぐなんだよね。だから、プレゼント買うのに女の子の意見が聞きたいなぁと♪」



そういうことね。



それなら…



「あたしでよかったら、付き合うよ。」



うん。



蓮のことを考えずにすむかもしれないし…



「そ♪それじゃ放課後、よろしく♪」



翔くんはそう言ってニコッと笑った。



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