極悪彼氏
1年1組。
夢羽は窓際に座っていた。
頬杖を着き、窓の外を眺めてる。
「小田切さんっ!!」
「モヒ、同じクラスだったのか」
静まりかえった教室。
誰も声を発さない。
なぜか俺が行く場所はかならずこういう現象が起こるんだ。
何事かといったようにこっちに目を向けた夢羽は俺の顔を見るなり、プイッとそっぽを向いた。
ナメやがって。
「シカトこいてんじゃねぇよ、夢羽」
静かな教室に響いた俺の声。
絶対聞こえてるはずなのに。
苛立ちが増して、夢羽に近づいた。
「俺が呼んだら来い」
「何様ですか~」
「誰のだよ、テメー」
そう言うとまた真っ赤な顔になって。
俯いたので髪を掴んで顔を上げた。
「いったいなぁ!!」
「うるせぇ、行くぞ」
「ちょっ、待って!!自分で歩くから!!」
このまま引っ張られんのはイヤらしく。
ムスッとした顔で立ち上がった。
夢羽は窓際に座っていた。
頬杖を着き、窓の外を眺めてる。
「小田切さんっ!!」
「モヒ、同じクラスだったのか」
静まりかえった教室。
誰も声を発さない。
なぜか俺が行く場所はかならずこういう現象が起こるんだ。
何事かといったようにこっちに目を向けた夢羽は俺の顔を見るなり、プイッとそっぽを向いた。
ナメやがって。
「シカトこいてんじゃねぇよ、夢羽」
静かな教室に響いた俺の声。
絶対聞こえてるはずなのに。
苛立ちが増して、夢羽に近づいた。
「俺が呼んだら来い」
「何様ですか~」
「誰のだよ、テメー」
そう言うとまた真っ赤な顔になって。
俯いたので髪を掴んで顔を上げた。
「いったいなぁ!!」
「うるせぇ、行くぞ」
「ちょっ、待って!!自分で歩くから!!」
このまま引っ張られんのはイヤらしく。
ムスッとした顔で立ち上がった。