Sweet bitter
――…
「どう?気に入ってくれたかな」
「は、はい!すっごく美味しいです〜」
あたしは満面の笑みで課長に言った。
“フレンチ”と聞いて最初は戸惑ったけれど…
実際食べてみると凄く美味しい。
もしかしたらそれは…課長が一緒だからかもしれないけど。
「良かった。北山さんが笑ってくれて」
課長は困ったような顔をした。
え…?
どういうこと?
「北山さんって笑った顔が凄く可愛いからさ。俺がすることで笑ってくれたことが凄く嬉しいよ」
胸が、キュンと鳴った。