Sweet bitter

課長は助手席のドアを開け、あたしに手を差し出してきた。




「カナ、おいで」




「で、でも…」




「いいから。ほら」




「あっ…」




課長はグイッとあたしの腕を引っ張り、車から出す。




そして車にロックを掛けて、あたしの肩を抱き寄せたまま歩く。




普段優しい彼からは予想もつかないくらい、強い力。




それだけで…あたしの心臓はバクバクとウルサイ。




< 49 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop