死んだ瞳の綺麗な人間
第一章:赤の自分

僕の無意味な強さ

・?side・



夜の繁華街。



1人の
フードを
被った
人間が
歩いていた。



《ドンッ》



その人間は
前から来た
不良5人に
ぶつかった。



「いって」



ぶつかった
不良が言った。



「………」



だが
フードを
被った
人間は
無言だった。



「お前
人に
ぶつかっといてシカト?」



それが
気に入らなかったらしい
不良1。



「そうだぜ?
ぶつかったら
まずは
謝るのが
礼儀だろ?」



それに
乗っかる
不良2。



「これくらい
常識だよな?あ゛?」



またもや
乗っかる
不良3。



「うるさい。黙れ。」



無言の人間が答えた。



その声は
低く、冷たかった。



そして
威圧感が半端なかった。




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