死んだ瞳の綺麗な人間

金髪青目の堕天使様降臨

・和馬side・
「あれって
朝の女だよね?」

「あ~
あっ
言うの忘れてたけど
今日
星羅も
連れてくから」

星羅?

「星羅って誰?」

「星羅は星羅だろ。

あそこにいる。」

そう言って
寝ている
女を
指差した椎。

あ~
そう言えば
星羅って
名前だったけ。

たしか
菅原星羅。
だっけっか。

って、はあ?

連れてくって
どこにだよ。

…─────っ!!!!!
もし…か…して………

「椎。
連れてくって…」

「倉庫」

やっぱり。

そんなの

「はあーーー!!!」

コイツ…
夏希の前で言ったら
嫌がるに
決まってるだろ。

夏希は
大の女嫌いだからな。

まあ
それは
どうでもいいが…

夏希が
女嫌いだろうが…

星羅が
倉庫に来ようが…

俺には
どうでもいいが…

「どう言う経緯で
こうなったか
教えてくれるかな?
椎君。」

これだけは
聞かないと…ねえ?

最初から最後まで
聞かせてもらうよ。

我等が総長様?

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