天神学園高等部の奇怪な面々Ⅸ
翡翠とこはくの会話はしばらく続きそうだ。
龍太郎は美葉と葉也を先に教室に送り届ける。
あんまりウロウロしてまた迷子になるんじゃないぞと釘を刺した後、自分は校内をブラブラしようとして。
「っっっ!」
突然背後に気配!
咄嗟に振り向き様、裏拳を繰り出すと。
「おっと」
一人の男子生徒の手から何かが弾き飛ばされた。
廊下の床に落ちてカシャンと音を立てたそれは、何と注射器!
「ああ、残念、もう少しで静脈注射できたのに」
「できたのに、じゃねぇよ!」
いきなり背後から注射しようとするとは何事か。
「てめぇ誰だ!何しようとしたっ?」
吠えるような龍太郎の声に、その男子生徒は薄く笑う。
「3年の御雷 静寂(みかずち しじま)といいます。なぁに、ちょっとストリキニーネを適量投与しようとしてただけです」
「劇薬じゃねぇかっっっ!」
龍太郎は美葉と葉也を先に教室に送り届ける。
あんまりウロウロしてまた迷子になるんじゃないぞと釘を刺した後、自分は校内をブラブラしようとして。
「っっっ!」
突然背後に気配!
咄嗟に振り向き様、裏拳を繰り出すと。
「おっと」
一人の男子生徒の手から何かが弾き飛ばされた。
廊下の床に落ちてカシャンと音を立てたそれは、何と注射器!
「ああ、残念、もう少しで静脈注射できたのに」
「できたのに、じゃねぇよ!」
いきなり背後から注射しようとするとは何事か。
「てめぇ誰だ!何しようとしたっ?」
吠えるような龍太郎の声に、その男子生徒は薄く笑う。
「3年の御雷 静寂(みかずち しじま)といいます。なぁに、ちょっとストリキニーネを適量投与しようとしてただけです」
「劇薬じゃねぇかっっっ!」