【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑

それなのに魔性の男は土足で勝手に私の中に入ってくる。
私の事を何でも知っているようなそぶりで。



 「主任、今夜みんなで飲みに行くんですよ~。もちろん主任も参加しますよね。」

 「私はいいわ。 みんなと楽しんできたら。」

おもりは会社だけで終わらせたい。
家に帰れば部長が待ってる。

うるさい子供のおもりから解放される。



 「いいんですか~。 俺飲んだら女の子達に何するかわかりませんよ。 ここは主任がしっかり管理しないと」

 「そこまで管理出来ないわ。 好きにすればいいでしょ」

何で私がそこまで面倒見ないといけないの。
生意気な口調で私の出方を伺って、やってることは子供と同じ。


 「好きにしていいんですね。俺ヤッテ捨てちゃいますよ」

 「・・・・・。 」

大人の男なら口にしない言葉も若いから・・・子供だから言える。


 「だって主任好きにしていいって。 主任にGOサインもらったらこっちのもんだもんな」

 「誰もそんなことは言ってないでしょう。自分の言動には責任くらい持てるでしょう?」

 「なら主任も言動には責任持てよ。言ったよね主任。好きにすればって 嘘はいけないって。 俺の事止めたかったら主任が俺を見張ってたらいいじゃん」

本当に疲れる。
でもこいつなら本気で女の子達を持ち帰るだろう。

そしてその場だけでやり逃げ。



 「わかったわよ。 私が行くと決めたら絶対あんたに好き勝手させないんだからね!!」

翡翠の思考回路はこの頃琥珀にショートさせられっぱなしで判断能力がかけてきているんではないんだろうか?

カーっとなっている翡翠をよそに琥珀は涼しげな顔でたばこの煙を吐く。

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