【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
気絶直前で、意識を戻すような・・・
いつも以上の激しさと強引さ。
琥珀のそんな態度さえも健気で愛おしく思えるほど翡翠は琥珀に溺れていっていた。
琥珀と昇りつめる快感。
翡翠は琥珀の背中に痕を残すように爪を立てる。
翡翠のささやかな仕返し。
熱を帯、汗ばむ身体。
満たされる心と身体。
翡翠は胸元に琥珀の顔を埋めると優しく抱きしめ、頭を撫でる。
琥珀の荒い息遣いが翡翠の高鳴る鼓動と同化し安らぎへと変わる。