Love♡LDK

仁菜のために、作詞作曲した歌。

仁菜、聞こえてる・・・?



―――パチパチパチ・・・

歌い終えると、後ろから拍手が聞こえた。

振り向くとそこには、

「満奈ちゃん、こんにちは」

仁菜の彼氏である、修平くんがいた。

「修平くん・・・」

彼の目は真っ赤だった。

そうだよね・・・。

彼女が死んじゃったんだもん。

誰だって泣いちゃうよね・・・。

「今の歌、すげぇ良かったです」
「ありがと」

ニコッと笑った。

「仁菜・・・」

修平くんは、遺影の前に立った。

その肩は、プルプルと震えていて・・・。

「大好きだよ」

この2人の間には確かに、“恋”があった。

お互い愛し合ってたのに・・・。

好きだったのに・・・。

“恋人を失う”って、辛いよね。

修平くんの背中を見て、そう思った。

「満奈ちゃん・・・」

振り向き、あたしと視線を合わせた。

「ん?」
「俺・・・、これからも仁菜を愛し続けてもいいですか?」

真剣な瞳。

迷いのない目だった。

「もちろんだよ。仁菜も修平くんの事、今も愛し続けてるはずだよ」
「・・・っ・・・。ありがとう、ございます・・・」

綺麗な涙を流した修平くん。

仁菜・・・。

貴方は、彼にこんなにも愛されていたんだね。

ポツポツと降る雨。

窓から眺めながら、そう思った。

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