Love♡LDK

終わった・・・の?

気が抜けて、その場にペタンと座り込んだ。

「満奈っ!?」

そんなあたしを見て、隼斗が駆け寄ってきた。

まさか・・・仁菜を殺したのが。

隼斗を襲ったのが。

雅也だったなんて・・・。

あたしのすぐ近くに、殺人犯がいたなんて・・・。

パトカーのサイレンが聞こえた。

もう、行ったのかな・・・?

「はぁー・・・」

盛大なため息をついた。

その時。

―――ギュッ

温かい、何かに包まれた。

それは、

「隼斗・・・?」

愛おしい、貴方のモノで。

「よかった・・・」

隼斗がそう呟いた。

「お前が、アイツのモノにならなくて・・・」

―――ドキッ

その言葉に、心が揺れた。

あたしもよかったよ。

雅也が捕まった事で、婚約は破棄された。

仁菜を殺した犯人も見つかったしね。





・・・でも。

まだ、解決してない事がある。

あたしのホントの気持ち、まだお父さんとお母さんに伝えてない。

あたしね、やっぱり―――。

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