Love♡LDK
「ちょっ、ダメ!」
俺の胸をぐいぐい押し、満奈は抵抗する。
けど、俺はビクともしない。
白い首筋に顔を埋めた。
満奈の匂いに安心する。
あぁー、ヤべぇ。
我慢の限界だ。
満奈の後ろ髪を少し掻き分け、見えないところに吸いついた。
「やっ・・・」
素直に満奈は反応した。
俺が吸いついた場所には、俺の所有印がついた。
そんな声出すなよ・・・。
止まらなくなる。
服の中に手を入れた。
「隼斗っ!・・・んっ・・・」
抵抗しようとする満奈に、キスをした。
やっと、やっと―――。
触れた。
服の中に入れた手は、ブラに触れた。
その瞬間。
―――バチッ!
乾いた音が響いた。
それと同時に頬が痛む。
はっ!?
俺はしばらく、状況を理解できずにいた。
俺の前には、涙目の満奈がいた。
俺、満奈に・・・叩かれた?
「いいじゃねぇかよ・・・」
何だよ。
満奈に触れたかったのは俺だけ?
満奈は嫌なわけ?
ムカつくんだけど。
別にいいじゃねぇかよ。
キスくらい。
「んだよ・・・」
まさか俺の事、嫌いになったとか?
俺ばっかり、満奈を愛してたってか?