Love♡LDK

「我慢しないで電話でもメールでもしろよ」
「うん・・・」

やっぱり隼斗は最高の彼氏だね。

何よりも、あたしを愛してくれてる。

あたしも隼斗を愛してる。

こんなにもあたし達は相思相愛なんだから、大丈夫だよね!





その後は2人でお風呂に入った。

最後の寮のお風呂。

湯船でキスしまくった。

あたしに“隼斗のモノ”と言う証を刻みこむかのように・・・。

隼斗に“あたしのモノ”と言う証を刻みこむかのように・・・。

「ヤべぇ。今日の満奈、今までで1番綺麗」

そんな事言ってくれる隼斗に、またドキドキしてしまう。

お風呂から上がり、髪を乾かす。

あっ、うちの隼斗さんはあの一件から学習したみたいです。

ちゃんと髪乾かしますよ。

「・・・じゃあ、最後にシちゃいますか」
「シちゃいます!」

隼斗の部屋に行く。

キスしながらあたしは押し倒される。

「お前、明日絶対寝れねぇだろ。俺がいなくて寂しいからって」

あたしの上に覆いかぶさる隼斗は、ニヤリと笑った。

「明日ぐっすり眠れるように、朝まで愛してやろっか?」

・・・いやいやいやいやいや。

その前にさ、

「卒業式あるんですけど・・・」
「卒業式で寝る馬鹿いねぇだろ。それとも・・・嫌か?」
「嫌なわけないじゃん」

首に腕を回した。

「じゃあ、朝まで愛されようかな」
「おう」

―――チュッ

どちらともなく唇を重ねた。

今日の夜は今まででよりもずっとずっと、甘い夜になった。

< 766 / 776 >

この作品をシェア

pagetop