ヴァイブ
「それに、玲二に言われたんだ。」
「なんて?」
「彼女と兄貴の事、許すも許さないも自分次第だよ。
一生、許せなくても仕方ない。
だけどな、もし、ほんの少しでも許したい気持ちがあるのなら
憎んで、憎んで、恨んで、憎んで…
それから許す事をしても遅くない。
ってさ。」
「そうか…」
「でも、半年以上は経ったとは言え、まだまだ時間はかかるけど
死ぬほど憎んでから許せる時がくればいいな。とか思ったりしてさ。」
「そうかもな。」
「そんなわけだから、来週、2、3日いないから。」
「わかった。」
「じゃあ、行ってくるわ。」
「いってらっしゃい。」
響への冷たかった態度も平穏になっていた。
あの酔いつぶれてた日。
話してた事は、ホントなんだな。と思うと…
微妙に同情が入ってるってのがあるんだけどさ。
「なんて?」
「彼女と兄貴の事、許すも許さないも自分次第だよ。
一生、許せなくても仕方ない。
だけどな、もし、ほんの少しでも許したい気持ちがあるのなら
憎んで、憎んで、恨んで、憎んで…
それから許す事をしても遅くない。
ってさ。」
「そうか…」
「でも、半年以上は経ったとは言え、まだまだ時間はかかるけど
死ぬほど憎んでから許せる時がくればいいな。とか思ったりしてさ。」
「そうかもな。」
「そんなわけだから、来週、2、3日いないから。」
「わかった。」
「じゃあ、行ってくるわ。」
「いってらっしゃい。」
響への冷たかった態度も平穏になっていた。
あの酔いつぶれてた日。
話してた事は、ホントなんだな。と思うと…
微妙に同情が入ってるってのがあるんだけどさ。