男子校の姫は極道少女
決意…そして覚悟…


「「お嬢!お帰りなさいやし!!」」

藤谷家の門の前に着くと、厳ついオッサン…いやいや組員のおじ様方のお出迎えが待っていた。

姫「ただいま!父さんはいる?」

「組長でしたら、お部屋にいらっしゃいます」

姫「ありがとう、トシさん♪皆を客間に案内してくれる?私の友達なの」

「わかりやした」

姫「皆は少し待ってて?私着替えるから」

「「はーい」」

皆をトシさんに任せ自室に入る。
大事な話がある時は正装を!
藤谷組の数少ないルールなのだ。


部屋に入り、衣装棚を見て適当に着物を選ぶ。

今日は藤色に黒蝶と赤い蝶をあしらった着物にした

ガラ

姫「皆、お待たせ。行こうか。」

昇龍「////!?////」

あれ?何故に皆さん顔が赤いのデスカ?

姫「どうしたの?」

海「何でもない。行こうか。」

海斗は若干顔が赤いけど冷静だよね

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