男子校の姫は極道少女

陸「ああ。海斗もそう思うだろ?」

海「ん。姫華は肌が白いから赤が良く映えるな。」

海斗は少し微笑み私の頭を撫でてくれた。

ドキン

姫「そうかな、ありがとう。」

海斗が笑うと最近心臓がおかしくなる。

嘘だと…思いたい。

ピルルル

姫「あっ、私だ。」

ディスプレイには「父さん」と出ていた。

ピッ

姫「もしもし?」

父『姫華、今平気か?』

父さんがふざけてない!何だ?ヤバい事でも起きたか!?

姫「陸、ちょっと電話してくるわ」

陸「ん?…わかった。」

姫華が真剣な目をしていたので陸も何かを察したようだ。


< 73 / 194 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop