詐欺師の執事と嘘つきな私。
「どうだい?素晴らしいだろ?」
荒い鼻息を立てながら目の前の社長は近づいてくる。
あれから2日後。
例の絵を手に入れたと連絡が入ったので再び訪れたのだが、やはりこの男は生理的に受付ない。
「本当に素晴らしい絵ですね。私感動しました。」
これは本音だ。
絵画になどまるで興味はないが、そんな私でも吸いこまれそうなこの絵は本当に素晴らしい物なのだろうと見惚れていた。
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