あなただけ

声がした方を向くと


そこにいたのは


ほんのり茶色がかった少し長めの髪。


目は二重でパッチリとしてる。


服装は少しだけ乱れてるけど


校則違反ではない、ぎりぎりラインの


着こなし方。・・・うまい。


私に話しかけてきた男の子は


いかにも、モテそうな感じの男の子。


「いつも、こんな木の下で


一人でなんしてん?」
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