愛のない世界なんてない
「あ、尋斗戻るの早かったね」
私は尋斗に近付いた。
「うんそうだね」
尋斗はそれだけ言ったら席に戻ってしまった。
私は着いてく。
「もー何?」
「何話したのよー」
私は頬を膨らます。
「誕生日」
「た?」
「た・ん・じょ・う・び!」
私は意味が分からなかった。
なんで誕生日の話なの!?
他になんか話あったべ!
「華芽ちゃん」
「え?」
私は振り向く。
「保護者会みたいのがあるって」
「保護者会?いつ?」
「今」
「えー!?そんなぁ!」
尋斗とあまり喋ってない!
祐次ぃ!時間返せ!
「………俺が行こっか?」
まさかの衝撃的な言葉。
「いいの!?」
私の目はキラキラする。
「いいよ!じゃあ先帰ってる?道、覚えてるよね」
「道覚えてるよ!」
「じゃあ今から保護者会だ。そろそろ帰らないと先生に捕まっちゃうよ(笑)」
一君は笑った。
「ん、じゃあまた!尋斗、バイバイ」
一君と尋斗は手を振ってくれた。
私は家に帰った。
寂しく一人で。