オレ様婚約者と甘いKiss【完】
「そんなことっ!!!
そんなことっ!
そんなこと…?」


…まずい。
そんなことないって…
そんなことないって、言えない!


清水祐都から離れて、頬をぽりぽりっとかく。


「いやー、あのー…。
や…優しいとこ、かな」


「具体的には?」


「ぐ…具体的には…って。
ん―…。
あ、ほら。
手袋貸してくれたり。
ミルクティー買ってくれたり?」

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