愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】
「ん……ちょ、蓮……」
「ん?」
蓮の甘い瞳があたしを捉える。
ああ、どうしよう。好きだ。蓮が、すごく好きだ。
「好き……」
「俺も。好きだ。愛してる」
蓮の唇が、愛を紡ぐ。
それに応えるように、あたしは蓮にキスをした。
自分の気持ちが、蓮に伝わるように。
蓮とこうしていられることが、何より幸せ。
早く、あたしの全てを蓮のものにしてほしい。
好きだよ、蓮。大好き。
早く一つになって、溶けてしまいたい――……。
暗闇の中、熱に侵され溶けていく。