心の中で。
答えなんて、すぐ出た。





部活は…辞めない。


先輩みたいに、あたしだって打ち込めるものを見つけたい。


辞めるわけには…いかないの。


あたしも、自分がキラキラできる何かを、知りたい。




「どうした?」

黙っていた私にまた先輩が話しかける。

心配してくれて、嬉しい。

だけど…



「なんでもないです!あたしのことなんて気にせず部活ですよ先輩。もう休憩終わりますからっ!」


精一杯の笑顔で、そう答えた。



そう。

あたしの想いは、封印する。



マネージャーとして、応援できたら…それでいい。





それから、あたしは先輩を避けるようになった。


話すと…気持ちが溢れてしまいそうだから。

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