RealLove~心の傷から生まれた愛~
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『…ぁの…翔?もう大丈夫だから…』
榎南の声が俺の耳を掠める。
しばらくこの体勢でどのくらいいたのだろうか?
ふと、視線を落とすと顔を伏せて少し赤い顔の榎南。
でも。
俺はまだ榎南を離すつもり無い。
あんなに夢の中で泣いて何を思っていたのか?
そんな疑問をぶつける。
「さっき何の夢見てた?」
俺の言葉に一瞬、榎南の表情が曇ったのを俺は見逃さなかった。