RealLove~心の傷から生まれた愛~






「薬は飲めよ?」






私の嫌がる姿に気付いてか翔は呆れたように話すから。







『飲めばいいんでしょ!!』






そう言って私は薬と水を受け取り仕方なく薬を勢い良く飲み込んだ。








「榎南って何気に可愛い所あるよな」







『!?!?...ごほっ!!ごほっ!!』





翔が突然変な事を言うから私はむせってしまった。






「ご...ごめん。大丈夫?」





大丈夫なんかじゃ無い!!





『...何を』





むせって言葉に出来ない。







「だっていつもツンツンしてるんだもん。」





はぁ...?







『悪かったね!!ツンツンしてて!!』





私は翔の言葉に反抗しわざとツンツンを強調して言った。





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