タイムリミット
望み
次の日から、あたしと彰は一緒に登下校するようになった。

あたしと彰の家は、かなり離れていたけど、彰は毎日迎えに来てくれて、帰りは送ってくれた。

あたしは、その優しさが、嬉しくて、切なかった。

この優しさが、作りものだってわかってたから。

春までの、期間限定品だってわかってたから・・・。
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