追憶の蓋
忘れ方は知っている


歌にだってあるじゃない

彼だらけの毎日を

なくしてしまえばいい

ただ それだけだって


だけど


ふとしたことで

簡単に戻ってきてしまう

この救いようのない苦味を

どうしたら消してしまえるんだろ


< 2 / 17 >

この作品をシェア

pagetop