ストーカー

夜、私は帰路を歩いていた。

カツ! カツ!


カツ! カツ!
ザッ! ザッ!


私の心臓は破裂しそうなほど、大きな鼓動を鳴らした。


嘘!?


私は振り返った。


――誰もいない。


私は歩行を速めた。

カツ! カツ! カツ!

ザッ! ザッ! ザッ!


もう嫌!!


私は走った。


カツ! カツ! カツ!

ザッ! ザッ! ザッ!


助けて!

助けて!

助けて!!
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