キミのことを ずっと
本田さんは、私の肩を掴んでいる手に力を入れ


「俺、玲子さんへの気持ちは本気だから!!からかおうなんて思っていないっ!!

もう、女と二人で出かけたりしない。
だから、俺の事、信じて」


私はチラッと本田さんの顔を見る。


すると、本田さんはすごく真剣な目をしていた。


「本当?」


私は本田さんの顔を見上げ、聞く。


「本当っ!だから、玲子さんが俺の事どう思っているか、正直な気持ち聞かせて」


本田さんは少し不安げに私を見る。


私の苦手なタイプ。


それは、カッコイイ事を自覚して、その事を自信有りげにしている人。


本田さんの事を、第一印象や、あの雨の日の行動で、そんな風に見ていた。


だから、関わりたくなかった。


それに、ほとんど何も知らない相手の事を好きになる事なんてなかった。


なのに、気付けば私――…


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