彼女の日記



制服が重く、水で足を
滑ったりした。


それで、すぐに捕まった。


「真紀、捕まえたよ!」


裕美は嬉しそうに言った。


「ご苦労さま」


"私"はそう言うと、
私の背中に足をグリグリと
乗っけた。


「ぎゃあっ」


「苦しい?」


にっこりと笑う"私"。


楽しくて止められないという
表情だった。



< 15 / 20 >

この作品をシェア

pagetop