革命小戦士

ツタツタのカウンターに行った。

「いらっしゃいませ返却ですか？」

僕と同い年くらいだろうか。胸のネームには小川直木と書いていた。背が高かった。百八十五センチは軽く越えてそうだった。体重も八十キロは有りそうだ。

僕は、小声で言った。

「あのですね。一本観れなかったんですよ。画面が停まったり、飛んだりするんですよ。これですけど。」

「あーそれはすいませんでした。これですね。元アイドル鮮烈デビュー!！初めての事ばかりで泣き出す元アイドルを襲う悪夢のようなセ×○スですね。こちらでチェックしますので少々お待ちを。」

小川直木は身体と同じくらい大きな声を出した。