片想

宮垣ヒロト。

和水チーフが以前いた部署の部下だったひと。

彼の元で仕事をするというので一時的にアタシのいるこの部署にきたということだった。



「宮垣はね、
こう見えても仕事、
結構できる奴だから薬師さんも頼りになると思うんだ」

楽しそうに和水チーフはアタシに宮垣くんを紹介する。


「…はい。
よろしくお願いします」

アタシは彼から視線を逸らしながら挨拶する。


ホントに、
嫌だ、
このひと。


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