空に帰った彼氏
慣れてきた頃に、先生からの提案。
それが、地獄へつながることに…
「勇樹ちゃん、楽器変えない?パートがたくさん人数なったから、たぶんすぐできるでしょ?」
そういわれて変わった楽器。
先輩たちには、「ちゃんとやれ」
「練習しろ」
練習真面目にやってるのに怒られる日々
僻み。
我慢に絶えられなくなって夏休み。
家の前で
「勇樹ちゃん何してるの?」
「さぼんなよ」
「消えろ」
「もうくんな」
「死ね」
叫ばれる毎日。
怖い
怖い
怖い
ホントに死にたかった。
泣いて泣いて泣いた

夏休み前日いつもながらに
「部活休みます」
って学校に連絡をしたとき
たまたま担任の柚木(ゆずき)先生が出た。
「元気か?最近部活休んでるみたいだけど、なんかあったか?」
泣き始めた私に、「お母さんに代わって」って言った先生。
ママには、何日か前に「部活やめさせてください」って手紙を書いていたから
ママが先生に話てくれた。
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