オレはそんな彼女に恋をした    ~地獄鬼の襲来!~ [完]






「今日はサンキューな、燐♪おかげで決められたぜ」



燐たちは放課後、この町一番のデパートに行って買い物をした

そして今はCATに向かう途中である



「別に。俺にもほしかったもん買えたしただでオムライスも食えるしな。はよCATいくで。」



燐は腹が減ったっと呟いたのを卓は小さくクスッと笑った


しかし腹をすかせCATに向かう燐たちにある声が聞こえた




「キャ」



(――――ん?なんか声したかぁ?)




「燐~なんか女の子の声がした気がするんだけど・・・?」

「あぁ、たぶんしたと思うでぇ。とりあえず行ってみるかぁ~」




声のした方に進んでいくと、数人の不良らしき奴らが高校生の女に絡んでいた

絡まれている女は怖いのか少し涙目にながら抵抗をしているのがわかる

どうやら相手から女の方に絡んだらしい



「ヒヒヒ、なぁ姉ちゃん、オレらといいことしようよ」

「一緒に遊ぼうぜ」

「姉ちゃん顔かわいいしさぁ」

「俺ら大サービスするぜ?」

「や・・・やめて・・ください!!」



さすがのめんどくさいことの嫌いな燐でもそんなものを目撃してほおっておくわけにもいかないと足をそちらに進めた



(にしてもいまどきべたやなぁ。どっかの小説かドラマかいなぁ。それともただ頭の悪いってだけかいなぁ)



面倒なものを発見してしまったと思いつつも助けてしまう

それを幾度と燐と卓は行ってきていた
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